« 笑わせる商社マン・N~第十二章 煙突~ | メイン | モンゴルの思い出 »

愛独心

 オランダのロッテルダムからVWのステーションワゴンをぶっ飛ばし、アムステルダム・スキポール空港へ乗り付けた。

 スキポールから、ミュンヘンへ。(目的地はトゥールーズなのだが、、、運賃をケチったこのワタクシはミュンヘン経由なのだ。。。)
 アムステルダム-ミュンヘン間は、CRJ700というこのワタクシとしては乗り慣れているものの、一般の日本人からすると「こんな飛行機に乗るのは怖い。。。」と思うような、プロペラ機に毛の生えた程度の超小型ジェット機である。
 ジタバタしても仕方のないこのワタクシは、淡々とこの超小型機に乗り込み、指定された席に座っていた。
 ところが、なんとなく様子がいつもと違うのである。 ふと気付いたのは、、、なんと、、、欧州にしては珍しく、恐ろしく美女の客室乗務員が非常時の説明を一生懸命していたのである。。。(この小さな飛行機には機内説明用のビデオなど付いていない)
 とりあえず、簡単なご飯(というよりパン)が出て、ミネラルウォーターを飲んでいるうちに、飛行機はミュンヘンへ。
 ミュンヘン空港でタバコを1本吸っているうちに次の飛行機の搭乗時間がやってきた。
 さすがに時差がきいてきたこのワタクシが、ボケーっと搭乗ゲートから機内に入ると、いつもなら客室乗務員が「Welcome on board」と型通りに愛想なく言うだけなのに、今回は「Welcome on board」のあとに少し間をおいて「again」と言うので、「何がagain」やねん、と思って顔を上げると、なんと再びさっきの美女がいるではあ~りませんか。。。
 それも満面に笑みを浮かべて。
 恐ろしい偶然である。 (ちなみに、飛行機もまったく同じであった)
 再びプロペラ機に毛の生えた飛行機は離陸し、またご飯(パン)が出てきたのだが、この短時間で二回も食うのはどうも、、、と思って躊躇していると、美女が、「さっきとは違うよ」と言ってウインクしたので、思わず二回食ってしまったしだいである。
 客が少なかったこともあり、手持ち無沙汰になった美女が、「ところで、どうしてトゥールーズに行くのにミュンヘン経由なのだ?」と聞いてきたので、「それはキミに会うためかも知れない」と外国語でしか口にできないようなセリフを吐いてやった。すると、美女はまったく意に介さず「男ってみんなそういうことを言うのね」と大笑いしてしまった。
 そして、飛行機はトゥールーズへ。
 ホテルにチェックインして、とりあえず見物でもするかと思い、ロビーから外に出ようとすると、なんと、またまた例の美女がいるではあ~りませんか。どうもホテルまで同じであった模様。
 その後、我々がトゥールーズの夜の街に消えたことは言うまでもない。
 これからはドイツ人です!!!
 なお、少ないとはいえ、そこそこの数の客がいるにもかかわらず、このワタクシのことを覚えていたのは、このワタクシの髪型が今週からモヒカンになっていたせいかも知れない。。。






トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://panchodeaonori.net/mt/mt-tb.cgi/338

コメント (2)

とーしょーだいじ:

このお話、もちろん実話ですよね??

ぱんちょ:

 モヒカン以外は。。。

コメントを投稿

現在迷惑コメント多数の為、コメント欄を閉鎖しています。
コメントは、「ぱんちょなあおのり物語」内にある同じタイトルのエントリーにお願いします。

よって、以下のフォームからコメントをいただいた場合は、公開まで少々お時間をいただいております。

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)