スキミングにあった。。。
ある日曜日、真昼間まで寝ていると、何度も鳴る携帯電話に起こされた。
電話に出てみると、「○△カードですが、、、」とクレジットカード会社からであった。
担当の男は、そのまま話し続けた。
「今日、渋谷の○△という店で200万円程度の買い物をされましたか」
「いいえ、なにせ、今叩き起こされたばかりですから」とこのワタクシ。
「それから、赤坂の□☆という店で400万円程度の買い物をされましたか」
「だから、今叩き起こされたばかり、、、と言うてまんがな。。。」
「やはりそうですか」と担当の男。
ようやく目が覚めてきた。
「実は、おたくのカードがスキミングにあったようです」と担当の男。
「そりゃそうでしょう、オレのような小市民にそれだけの金額の使用を許可してないですから、オタクの会社は。。。」とこのワタクシ。
その担当の男曰く、渋谷の○△と赤坂の□☆は、よくスキミング被害が発生するイワク付きの店らしく、会社側でも常時チェックをしていて客に確認を取っているという。いかにも、スキミングを見破ってやったと言いたげであった。
「これから、カード再発行の手続きを取りますので、ご本人確認のためにご住所とご自宅の電話番号と生年月日をおっしゃっていただけますか」と担当の男。
そこでふと考えた。
この男がクレジットカード会社の男であるということは確認のしようがない。もしこれが手の込んだスキミングで、まだ事件が起こっていないにもかかわらず情報を引き出して、それを元に実際のスキミングをやられたらたまったもんではない。特に生年月日というのを一番最後にさりげなく言ったのが気に掛かる。
「ところで、オタクが本当にクレジットカード会社の人かどうか判らないので、先に証明してください」とこのワタクシは切り込んだ。
それまでスキミングを見破った功労者気取りだった男は一瞬ひるんだあと、
「どのように証明すればよろしいでしょうか」と言った。
「証明というよりも、このワタクシが無防備にも住所や電話番号を伝えても悪用しないという確約が要りますな~」とこのワタクシ。
さらに、
「とりあえず、ウチの電話は受話器を上げると同時にすべて録音はしていますが、、、」とハッタリをかましておいた。
相手が黙ってしまったので、「おまけに、生年月日なんて言われても、自分の年をさらけ出すような年でもないので。。。」と付け加えておいた。
その後、担当の男はシドロモドロになった挙句、
「現状、弊社の対応方法はこれしかありませんので。。。」と段々と弱気になってきた。
そこまでのやり取りでホンモノとは判ってきたのだが、天下のクレジットカード会社がこの甘い対応方法では社会的にも問題だと思った正義派のこのワタクシは、それでも住所と電話番号は言わずに、「とにかく、御社はこっちの住所を知っているはずなので、確認しなくても良いので直接新しいカードを送ってください。それから、古いカードは今すぐ無効にしてもらっても構いません」と言い放った。
担当の男は、「ハー」と言うだけであったが、こちらからは、ついでに、「イワク付きの店とは取引をやめるべきでしょう」とも言っておいた。
それから数日後、確かに新しいカードは届いた。
あの担当の男はホンモノだったのである。礼を失することを最も嫌うこのワタクシは、早速同封されていた電話番号に電話をして担当の男を呼び出し、礼を述べたのであった。
担当の男は、「あれ以来、社内でも対応方法を検討しております」とのことであった。
このワタクシのおかげで、社会はまた一歩前進するのである。
(関連サイト)
「あおのり世相をぼやく: NHKと情報保護法」











コメント (2)
私の知り合いで、疎遠になっていた実家に5年ぶりに電話をしたところオレオレ詐欺と間違えられた方がおります。
投稿者: 84 | 2006年06月28日 10:32
日時: 2006年06月28日 10:32
確かにそういう人が増えていると聞きます。
このブログに出てくる「ゆたこ」さんもその一人のようです。
投稿者: Pancho | 2006年06月28日 13:51
日時: 2006年06月28日 13:51