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女性というもの、アナドレナイ。。。

 その昔、仕事で頻繁に開発途上国に行っていた。

 開発途上国では、仕事が終わり夕飯を食べると、やることが何もなくなってしまう。先進国なら、例えばテレビのチャンネルを回すと言葉が判らなくても理解できる番組(スポーツや音楽)が放映されていたりする。開発途上国では、テレビがあるほうが珍しく、仮にあったとしても政府のプロパガンダ番組ばかりだ。
 しかたなく、大量に持ち込んだ本を読んだり、ただひたすら寝たりすることになる。
 ときには、真面目に出張レポートを書いたりするようなこともあった。これは本当に暇で暇で何もすることがないときだけであったが。

 国内外を問わず、出張期間が長いと出張清算は面倒くさいものである。二週間も前のことなど領収書を見ても思い出さない。。。
 いつも適当に清算して、清算事務の担当に渡していたものである。案の定、毎回計算ミスやら、使途不明金を発見され、グチグチ言われることになった。

 あるとき、清算事務を担当してくれていた女性が、受話器を持ったまま、椅子から落ちんばかりに笑い転げていた。
 なんのことかいなと思って、様子を見てみると、このワタクシが手渡したホテルの明細書を指差している。
 明細書はどこからみても何のヘンテツもない明細書である。
 「ヒヒッ、この明細書に、毎日同じ電話番号に電話をした料金が課金されているから、ヒッ、絶対カノジョに違いないと思って掛けてみたのよ、ヒッヒッヒー」
 笑わずに話せないのか。
 「ヒッ、そしたら、これよ、ヒッヒッヒー」
 手渡された受話器に耳をあててみると、「XX月○○日、阪神対中日、6-2で中日の勝ち、勝ち投手△△、負け投手□□、、、」と繰り返し流れている。
 開発途上国では、毎日阪神の試合結果を聞くことだけが、仕事のあとの楽しみだったのである。。。

 しかし、女性というものアナドレナイ。出張清算の明細書上のどうでもいい電話番号に本当に電話するくらいだから、夫のなんでもないメモから浮気を見破るなんて簡単なことであろう。
 おまけに、その電話代はさすがに請求できないので、電話番号もろとも二重線で消していたにもかかわらずである。

 世の既婚男性諸君、気を付けたまえ。


(関連エントリー)
 「浮気がバレる理由(あおのり世相をぼやく)






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コメント (2)

miha:

このワタクシも、3つくらいの何の変哲もない物件が、突然アタマの中に浮気のストーリーとして見事な線となってつながったことがあります。
あのヒラメキは我ながらあっぱれで、ガッツポーズしました。
(本当は怒るべきところだったのだが)。

つまり、男子諸君が無防備すぎるのです。。。

mihaさま
 すいません、失礼しました。

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