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ゲルマン魂

 先日、ドイツのデュッセルドルフからオランダのロッテルダムまで車で移動することになった。
 その距離約250km。午前11時にデュッセルドルフ空港に着いて、午後1時の会議をロッテルダムで行うという強行軍である。

 デュッセルドルフ空港に着いたところ、レンタカー会社が数社軒を連ねているにもかかわらず、このワタクシの予約した会社がない。
 米系の会社だったので、欧系の会社と提携しているかと思い、片っ端から聞いてみたが、どの会社に聞いても、「その会社は知らない」ということであった。
 仕方が無いので、空港のインフォメーションセンターに駆け込んだのだが、それでも判らなかった。
 最終手段として、イエローページで電話番号を調べたところ、ようやく見つかった。既に約30分が経過している。250kmを1時間半で飛ばすしかない。
 電話を掛けたところ、「今から15分で迎えに行くので、当社の車で事務所まで来てから契約になる」とのことであった。15分掛けて迎えに来て、15分掛けて事務所まで行くと、さらに30分ロスすることになるが、仕方が無いので指示に従った。
 果たして、事務所で契約を終えると、今度は「車は別の事務所にあるので、そこまで連れて行く」というのである。
 もはや、なるようにしかならならないので、さらに15分掛けて別の事務所まで行った。

 結局、車を借りるだけで1時間半もの時間を費やしてしまった。。。
 250kmを30分で行くしかない。ここはもう世界に名高いドイツのアウトバーンを速度無制限一本勝負でぶっ飛ばすしかない。
 とにかく国境までぶっ飛ばしたのだが、より距離の長いオランダの高速道路は無制限にぶっ飛ばすわけにもいかず、結局断念。。。

 とにかく頭に来たのが、レンタカー会社の対応である。
 空港に事務所が無いにもかかわらず、電話番号の表示もなく、挙句の果てに最初の事務所には車までなかったのである。
 予約をした意味がまったくない。
 さらに、職員の態度が極めていい加減で、厳格で有名なゲルマンの匂いがまったくしなかったのである。
 これが完璧な演技をするカタリーナ・ビットや鉄壁にゴールを守るオリバー・カーンやブレーメンの音楽隊を生んだ国とは到底思えなかった。。。





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